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盲導犬は商品でもなければ、ものでもない。

 盲導犬の交通事故死による、初の盲導犬の価値が争われた判例が出ました。

 以下、毎日新聞から転載いたします。

盲導犬事故死:歩行補助具ではない…名古屋地裁判決で指摘

 盲導犬がトラックにはねられて死んだ交通事故を巡り、盲導犬の社会的価値を認め、トラックの運転手と運送会社に294万円の損害賠償支払いを命じた5日の名古屋地裁判決で、松田敦子裁判官は「盲導犬は視覚障害者の目の代わりとなり、精神的支えともなる。単なる歩行補助具ではない」と指摘した。原告側弁護士によると盲導犬の価値が争われた訴訟の判決は初めて。

 原告の中部盲導犬協会側は「盲導犬はペットと異なり、視覚障害者の体の一部。希少性を考慮すべきだ」と主張。運転手・運送会社側は「盲導犬は商品。希少性は無関係」としていた。

 判決は(1)盲導犬「サフィー」の貸与を受けた視覚障害者、熊沢尚さん(74)=静岡県吉田町=の活動範囲が広がった(2)身体障害者補助犬法が成立し、盲導犬を同伴しての社会生活が一般的に認知・受容された--などを考慮し、盲導犬の社会的価値を認めた。

 協会によると盲導犬は平均で10年間、視覚障害者に貸与されるという。事故死したサフィーは貸与から約5年後だった。判決は、事故に遭わなければ活動できた残りの期間を5年間と見て損害額を算出した。【式守克史】

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 裁判で弁護するために、主張されたとはいえ、運転手・運送会社側の「盲導犬は商品。希少性は無関係」という意見は胸が痛みます。
 心のそこからそう思えていたのなら、あまりの無恥さと思いやりのなさに憎しみをも感じます。盲導犬に代表される介助犬は、犬による究極の介護士さんだと思っています。
人と介助犬は、愛と信頼で繋がっているんです。
 その運送会社には、何物も安心してゆだねる事はできません。

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