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松本くんに会っちゃった

 家庭犬インストラクターの鈴木美和子さんにお誘いいただいて、PLAYBOWの森山敏彦先生のパーティに参加させていただいてきました。
 森山先生は、日本ペットドックトレーナーズ協会でお姿を遠くから拝見するだけだったので、直接お話しが出来て光栄でした。そして、随分と若手を支えてこられている事に敬服しました。
 今年は協会のカンファレンスに参加できなかったので、鳴海先生ともご無沙汰していたんですが、ここでお会いする事もできたし、犬をキーに色々な取り組みをされている方と出会えて刺激的でした。
 テレビでご活躍を拝見していた、老犬介護の三浦さんともお話しできた!

 そして、何しろびっくりなのが、「ぽちたま」で活躍されている松本秀樹さんに、ジョイントフォーの藤野さんにご紹介いただいた事。ジョイントフォーさんは、ペットと旅行するをテーマに活躍されていて、「イヌリンピック」とか「pet宿.com」と言えば、ご存知の方も多いはず。
 その藤野さんともお久しぶりで奇遇だと驚き合っていたのですが、それでね、と若いシュッとした男性を紹介くださったのです。
 ふんふん、若手のインストラクターの方かな? と名刺のお名前を拝見していて、あれ?っと。あの「松本くん」ではありませんか。
 思わず言ってしまいました「え、テレビと違って、普通にかっこいい」
 全く、とんだ失礼な事を言ってしまったものです。
 それほど真面目だし気持のよい方で、ちゃんとした家庭動物の知識・情報もお持ちで、単なる犬好きな芸能人ではありませんでした。

 パーティの写真を、とは思ったのですが、皆さん、オフでこられているのここでまでカメラを向けるのは失礼な気がして、止めておきました。気軽なパーティになっていたのに、もったいないし。
 ここのところ、なんだかなぁ、と思う事が多かったので、昨夜のパーティは刺激的でした。
 鈴木さん、本当にありがとう。

犬に一番いい床って

Photo 「で、結局“犬に一番いい床って”どれなんですか」

 建築のプロユーズ向けセミナーで、終わりの質疑応答で出た質問です。
 ざっと「やらない方がいい提案」というのを、行動学からの視点などを交えて解説をした後の事です。
 えっと、なんか、どっと疲れを感じました。色々説明したのに、それ?って。

 「頭が痛いんです。一番いい薬をください」と患者が言って、はいそうですか、とすぐコレという薬を出してきた医者がいたら、その医者はヤブ医者です。それと同じです。
 頭痛と言っても、発熱なのか、打撲なのか、脳溢血なのか、色々ありますが、全部対処が違います。

 この質問をした方は、 お住まいになる方がどういう家族構成の人が、今までどう暮らしていたか、そして、その家でどういう生活をしたいと思っているか、生活や嗜好にどういう癖があるのか、そういう事はあまり必要がないのかもしれません。
 「子供に床は結局何が一番ですか」って質問しているのと同じですよ。それに一言で答えられる人は、建築のプロとして信頼できないと私は思います。

  施設、それも盲導犬訓練所や犬の保育園を造るんです、と言われれば、犬と猫の暮らしを研究をする建築士として、3種類程度に絞り込んで、現時点でお勧めできる床材はあります。
 しかし、個人の住まいとなると別です。

 そもそも、犬といたって、身体の造りだけでも、種類によって大きさはもちろん、脚の着地面(肉球回り)の形が違います。そして、同じ犬種でも、どういう生まれか、どう暮らしてきたかでも形状自体が変わってくるのものです。
 一番大きな違いは、どういう暮らし方を人間がしているかです。
 私は、まずお施主さんから声をかけていただいたら、病院の初診で書かされるような「問診票」をお渡しし記入していただきます。それをもってお宅に伺いし、実際はどのように暮らされているか、確認します。
 表面的な建材の選択をするにも、人の家族にお子さんやお年寄りが居る事はもちろん、アレルギーなどがあるかどうかも、重要です。
 どの「犬の飼い方」を信頼されているか、読まれている本や、トレーナーさんを確認する事も忘れません。
 場合によれば、滑って危ないと思うでしょうツルッツルの大理石の床を提案することだってあるかもしれません。

 そういった確認をしなくなったら、建築家はやめる時だと思います。

 写真は全然関係ありません。このところガッカリさせられる事が多いので、癒されようと写真を整理していて見つけたのです。
 入居後の点検でお伺いした、お施主さんのところの「キャッチ君」です。私の膝に顎を載せて「ねえ、遊ぶ?」と誘われてしまいました。
 もう思い出しただけでモエモエです。 

愛犬家向け住宅ね……

  知り合いから、「これって、金巻さんの本からの抜粋じゃないですか?」と、見せてもらった資料がありました。
 犬と暮らす住宅を建設業者向けにコンサル?している会社が加盟工務店に営業ツールのアイテムとして配布しているらしいものらしいです。

 弊著の「犬・猫の気持で住まいの工夫」とそっくりな内容と文章がありました。
 文章は、自分で書いたものだとピンと来るものですし、まずこの理論……その理論は、どこかで指導されたわけではなく、私が長年研究して出した住宅+シツケ論。さらに、決定的なのは、オリジナルな表現まで使われてて……
 それ、単に私の主張ですけど、「定説」扱いで使ってしまって、コンサル会社としていいんですかね?

028  まあ、私の理論に賛同してくれたのでしょうけれども、なんとも微妙な気分。
 資料を持ってきてくださった方からは、他にもあるかもしれないから、出版社の編集さんに連絡しておいた方がいいのでは? と言われてしまいました。
 独特な言い回しぐらいは変えていた方が、見た方が「これってパクリ?」とは思わないと思いますよ。

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犬と猫と人間と

Inuneko1 もうご存じの方も多いでしょう。NHKでも取り上げられていた飯田基晴監督による映画、「犬と猫と人間と」
10日より渋谷文化村 ユーロスペース  他でロードショー公開されました。

 10日のセミナーにいらしてくださったドッグトレーナーさんが「これから観に行きます」とおっしゃっていたので、「あ、今日だった」と気がついたのです。
 私のブログ「犬と猫と住まいと」に題名が似ていますが、偶然です(汗)

 私が犬や猫との住環境に注目して勉強をしたのは、マンション問題からだけではありません。上手に暮らす事が出来れば、飼育を途中であきらめたりという悲劇が減る、と考えてからです。「終生飼育」これがテーマなんです。

 捨てられた犬や猫のその後をビジュアルで見るのは苦しくて、どうも避けてしまいがちだったのですが、作家の渡辺真子さんの言葉では「犬や猫が好きな人が、辛いばかりではなく観られるように作ってある」とおっしゃっていました。
 私も今回は現実から目をそむけないために観に行こうと思います。

……オフィシャルサイトのイントロダクションより……
犬と猫をとおして見えてくる人間の姿

動物には関心がないというひともいるかもしれません。
でも、捨てられた命を懸命に救おうとする子どもや大人の姿から見えるのは、「いのち」への愛情です。捨てる人たちも、動物が嫌いな訳ではありません。そして、動物の処分を担う人たちにもまた、愛情があります。
それは私たち人間が抱えるエゴと愛。捨てるのも人間なら、救うのもまた人間です。
「犬と猫と人間と」からは、知られざる多くの現実の先に、「かわいそう」という感傷を乗り超える、ささやかな希望がみえてくるはずです。

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