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猫と住む家、猫が棲みたくなる家にするべきだった

 本日は暦の上でも「大寒」
 東京も埼玉も澄みわたった夜空ですが、ガッツリ寒いです。

 こんな寒いと、実家の外猫達が気になります。
 室内飼育派の金巻ですが、実家には諸事情で半外と外猫がいます。説明すると長い話なのですが・・・
 その中で心配なのは、一番父に懐いている「アイ」ちゃん。100601_035 お母さんの「ノラ」に連れられて我が家へ来て、兄弟で一匹だけ残りました。
 オッドアイなので「アイ」ちゃん。写真のように白くふわふわのちょっと高級洋猫風ですが、立派な雑種。

 先日、以前連載させていただいていた新聞社さんから、「猫を住宅地で飼うマナーについて」という相談がありました。外猫のトラブルがまだ結構あるという事で、少しでもトラブルと猫達が辛い思いをしないためにと。
 外飼育の猫については、色々な環境条件によると思います。
 私自身が街猫との交流の喜びと、人と猫へのリスクもわかっているので、その想いは複雑です。
 また、外出自由な猫を内猫にするのがいかに難しいかもわかっています。
 このアイちゃんが、今まさにその難しさの真っただ中にあります。

 実家は田舎で自然と住民に恵まれているので、外猫も適度にいます。犬は猟犬がいる場所なので厳しいですが、猫には寛容。
 誰か留守にする時には、そのお宅を主点としている猫は自力で食事をとるか、他のお付き合いのある家に向かいます。顔を出したら、自分の家の猫と一緒にフードを出してあげる、というのがご近所のお付き合いになっています。(そういった環境であっても、誰が保護責任かは「○○さんちの猫」という呼び方で自然と決まっているようなもんです)
 こんな環境なので、アイちゃんが外猫でもそう気にしなかったのです。 しかし…

 アイちゃん。去年の始めからなんだか釣果の小魚を食べる様子がおかしい。歯がかなりやられてしまっているのが発覚したのです。
 病院に連れていけば良いのですが、こんな洋猫風なのに家畜化度が低い。(ノラに至ってはまさに「野良」ですが)暴れてダメなんです。
 父だとどうにか抱っこもできますが、口をいじるのは難しい。私では抱っこからダメ。
 アイちゃんが出入りしているお宅でもトライしてもらったのですが、口を触るのもクレートに入れるのもダメ・・・
 歯が悪いという事は、このあと体力がどっと落ちるということが目に見えています。
 我が家やご近所数件は温泉を引いている事もあって、貯湯タンクがあります。気候が暖かだし、この貯湯タンクの上に乗っていればポカポカなので、まあ・・とか気を揉みつつ、それとなく家の中に入れようと勧誘活動。
 弱って運動能力が落ちれば、田舎とはいっても交通事故も心配です。猟犬の事故もありましたし、安全とは言えません。
 しかし、危機感薄く、ダラダラ誘っているうちに時間がたち、年が回ってしまいました。

 で、現在の結果としては、家の中には前足しか入りません。
 写真の右奥にあるのは作業小屋ですが、ここには入るもの、扉を閉めると大暴れです。(何か閉じ込められたトラウマでもあるのかも)
 扉が閉じられないと暖房も利かない。人がいないところでの火の気は危険だし。それなら、まだ貯湯タンクの上の方がいい。でも、暖かいものの上に乗っているだけですから、暖かい部屋とは違います。身を縮めて寒さをしのいでいます。
 それに、やはり「離れ」は「離れ」と猫も感じているのか、母屋の窓前(写真の縁側)にある下駄箱に入れた猫ベットの方がいいらしいのです。離れに暖かい寝床を用意しても結局縁側にずっといる。 
 どうせならガラス1枚こちらの母屋に入ってしまえばいいのに、母屋は母屋の猫の縄張り、と独りで思いこんでしまっているのです。「入って良いのだ」との説明にどのくらいの時間がかかるかわかりません。

 こんな寒い夜に、どうしているかと思うと、もっと早く家に入れる策を練っていれば、と後悔の念が募ります。
 室内飼育でも猫の行動要求を満たす方法を色々編み出してきました。「快適な場所なら室内にいつく」と私は知っていたのに。
 若い冒険心のある時に誘っておけば、そうストレスにならず家に入れられたのに。
 歯の手入れだって生肉食べてるからって油断しちゃいけなかった。
 うぬぼれていました。
 社会的な権利とか義務とか、そんな事以上に、「うちのコの健康」が心配です。中途半端な野生を楽しむのは、甘えの落とし穴だったと。

 そんな自戒の念も含めて原稿を考えようかと、凍える満月を見て思いました。

P1010269

 「3匹の猫と住むアトリエの家」のお嬢さんから、猫用アイテムを楽しんでくれている猫さんのプライベート写真を暮れにいただいたので、少し公開。
 やはり飼主でないと、こんな寛ぎポーズの写真は撮れませんね。ありがとうございます。突っ張り足、可愛い。
 何よりもの「活」が出る贈り物です。

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