在宅勤務というライフスタイルでの犬の居場所について、後編

犬家猫館」さんの「住まいの知識」が更新されました。

今回のテーマは、「犬の居場所と在宅勤務」について。その後編です。

在宅勤務やImg_0181edited リモート学習というニューノーマルな住まい方スタイル。
犬や猫にとって、家族が家に居るときは「人のOFF時間」とはならず、特に犬たちは、人のON(犬にかまってあげられない)とOFF(犬をかまえる)の時間や状況があり、これに対応した過ごし方を求められました。

人が自宅にいても、「仕事中でONのタイミングがある、この時には『かまって』と要求はしない」と、犬にも上手に対応させてあげるには、人の仕事場と犬の生活空間を分けることです。

しかし、スペースの関係もあって、犬の居る空間で仕事を為なくてはならないお宅も多いでしょう。

そこで、リビングダイニングといった一つの空間で、小さな工夫で空間をONとOFFの2つに区分けする方法を提案します。
一つの部屋なのに、犬にとって
2つの空間に見えるようにする工夫ですが、一方で、それが人の行動(犬への対応の仕方)を変えることになります。
つまり、人の行動を変え、犬への理解の助けにしよう、ということ。

単に空間を2つに分けても、人の行動が伴わなくては成功しません。
OFFの空間に入ったら、沢山ふれ合いましょう。
飛び跳ねたり、引っ張りっこをしても踏ん張れるような、床材なども工夫し、沢山遊んであげましょう。

ペットとのマンションライフのweb連載

Adobestock_366857030 「アツマロマガジン」さんの、ペットとの暮らしのテーマの連載を、金巻が監修しています。
マンションでのコミュニティトラブルを設計者として考察し解決策を模索したのが、家庭動物との住研究につながりました。
この連載は2007年発行の弊著「マンションで犬猫と上手に暮らす」の目次を利用して、項目別にお話をさせていただいたのですが、時代は変わりましたね。
この本を執筆していたころは、区分所有法が改正されても、まだ「マンションではペット不可」が当たり前だと思われていて、標準管理規約にペットの項目が載ったものの、各管理組合では四苦八苦していました。
ペット可にするために、専用の足洗い場やら汚物流しがいる、と大きな勘違いが、一部の宣伝のために広がっていたころ。
しかし、現在は、新築分譲マンションではペット可は当たり前だし、ペット設備が必須でもないことも認識されています。飼育細則はあるし、ペットサークルが必須ともなっていない。建築的な構造も(新築なら)大分よくなっている。
私達を取り巻く社会状況が変わって、新たな課題はでているようですので、「より、コミュニティが健全で、家族が楽しく」という事に向けては、新しい整理が必要と考えています。
この機会に、原点回帰して、改めてマンションライフについてまとめていこうとおもいます。

在宅勤務というライフスタイルでの犬の居場所について考えました

Img_0800犬家猫館」さんの「住まいの知識」が更新されました。

今回のテーマは、「犬の居場所と在宅勤務」について。

2020年は、コロナ禍という世界的な災害に見舞われましたが、在宅勤務やオンライン授業という新しいライフスタイルが急激に促進しました。

おうち時間が長くなったことで、お家での過ごし方はもちろん「人生の過ごし方」について考える事にもなり、これにより犬や猫との暮らしを考え直したり、また自宅時間が多いならと念願の飼育を開始するご家族も多かったようですね。

嬉しいことばかりではありません。家族のライフスタイルの変化に、いつもなら日中ゆっくり過ごしていた犬や猫達も、ずっと人がいる状況に生活のリズムが乱れてるなど報告されていました。 

自宅にいても家族は「家族時間」ではなく「勤務中」であるといった、犬や猫にとっては複雑な状況も、理解するのに苦慮したご家庭があったようです。
そして、「テレワーク」「web会議」という、普段の様子と違う声を張り上げる人の活動にも、犬猫が戸惑ったようですね。

この一年、「外出自粛」と、その解除の繰り返しでした。自粛が一段落すると、人が人はまた仕事や学校に出て行くという状況から、犬では「分離不安」という新たな課題に直面したご家庭も少なくなかったようです。 

そこで、新しいライフスタイルに対応した犬との住まい方について検討について前後編で取り扱います。
前半では、コロナ禍で私達に起きた生活環境の変化を整理を行いました。

「住まいとでんき」のペットと暮らす特集号に巻頭言を寄稿しました

2021w 日本工業出版発行「住まいとでんき」2021年2月号の特集「ペットと暮らす」に、巻頭言として「人と家庭動物(ペット)が共に棲む住まい」を寄稿しました。

建築業界誌なので、あまり一般の方が目にする機会はないかもしれませんが、ゼネコンや設計事務所、ハウスメーカーにお勤めの方で「住まいとでんき」を会社が定期購入されていたら、気にしてみてください。

建築家や住宅メーカーさんが寄稿されておりますので、金巻は詳細よりも、ペットとの住まい計画に全く関心を持ってこなかった方に、ザックリ概要を知って頂くことに重点を置いてみました。

私が見てきた「ペット共生住宅」の歴史から現在のニーズについてザックリご案内し、博士論文にもした「家庭動物住環境システム」についても「三楽暮」として運用していることをご紹介しております。

JKCの会報誌で「巣ごもり対策」で犬との暮らしを考えてみました

2020jkcGazette 2021年1・2月号「愛犬と過ごす巣ごもり生活術」特集の「巣ごもり中のコロナ対策と、愛犬と上手く付き合うための住まい術」にて、取材協力しました。

リモートワークによって起きている環境課題で、「分離不安」というものがあるようです。
コロナ禍の生活環境を、前期:A、中期(現在):B、後期(収束期):C の3っつの期間に分けて考え、それぞれの期で起きた事、これから起きると考えられる事について考察しています。
その上で、上手に犬とのアフターコロナを迎えるための、住環境の整備(暮らし方)についてご提案しております。
一日に数回窓開けによる換気の仕方は、コロナ関係なくやっておきたいこと。
NHK「あさイチ」と少し内容が被っているかもです。

犬との住まいスペシャリスト養成講座のお知らせ


金巻が講師を務める、犬との住まいスペシャリスト®〔Basic〕 資格認定講座のお知らせです。

Ha_kentei_is_image
犬飼ったことないけど、犬と暮らすお施主さんの要望を理解したい…そんな住提案者へのサポートです。

適正飼育環境を広く普及するにも、住提案側にも最低限の知識が必要であるとの思いで、重い腰をあげました。
今まで、資格認定講座というものには、消極的な姿勢をとっておりましたが、「快適環境の形成が、良い飼い主と良い犬をつくる」というシステムの整理ができましたし、後進の育成に務めるべき立場に立ったと言うことで、切り替えました。
たった1日の講座なので、大変初歩的ではありますが、住まいのプロ向けです。
(ハウスメーカーや工務店の営業やコーディネーターさん、でしょうか。もちろん、学生さんも歓迎)

犬と暮らす飼い主さんのライフスタイルや、飼い主が家庭で行う犬への「しつけ」を住環境でどうサポートするか、さわりだけでもお話していこうと思います。

窓辺の安全を網戸接触防止で考える

Photo_20201104124901犬家猫館」さんの「住まいの知識」が更新されました。

今回のテーマは、『窓辺の安全を考える 網戸接触防止』についてです。

掃き出しサッシの透明ながラスや網戸に犬や猫が突っ込んでしまったりする事故を防ぐために室内側にガードとなる格子戸を付けることをお勧めしています。今回はこのペットガード格子戸についてもう少し考えてみようと思いました。

一昔前に比べれば、網戸も破れにくく丈夫になりましたが、網によじ登られたり体当たりされたりすると、網が枠から外れてしまう危険性は変わりません。そこで、犬猫が網戸に触れないよう、網戸前の室内側に「接触・衝突防止格子」をすると安心ということです。

ただ、こういったゲートは人の視界を遮ることにもなり、人が「閉塞感」を感じてしまうというデメリットがあります。
デメリットを減らしメリットに変えるというこをできいないか、考えてみました。

猫との暮らしをもっと楽しむ方法のシンポジウムの録画視聴

Img_6565_20201030200101 10月24日(土)に開催された、家庭動物社会化推進協会さんの、オンラインシンポジウム「猫との暮らしをもっと楽しむ方法」、録画を視聴できるようになったそうです。
申し込みに間に合わず諦めた方、是非。
村田香織先生が、会場からの質疑に丁寧に応答くださっています。
カミ癖の問題について、猫の福祉のためにもよく理解しておきたいです。
facebook.com/NPO.Happ/posts

アジア・ファニシング・フェアに相談室として出展します

イベントのお知らせです。
11月11日より東京ビッグサイトで開催される一連の「建築+インテリアWEEK」での、国内最大級の家具インテリア専門見本市
「アジア・ファニシング・フェア2020」に、当研究所も出展いたします。

Adobestock_260816043 展示会名:アジア:ファニシング・フェア2020
会 期 :2020年11月11日(水)~13日(金)3日間 
会 場 :東京ビッグサイト南4ホール 
出展名 :動物と暮らす住研究所(ペットサローネ内)
入場料 :無料(完全事前登録制)
合同開催:Japan Home & Building Show 2020 

 

相談室コーナーは、一般社団法人ペットインテリア協会さんの「ペットサローネ」内に席を確保いたしました。
主に、家具協会の会員さんに向けた商品開発の相談会ですが、いつもの譲渡会での相談会のように、一般の飼い主さんへの「住まいをどうしたらいい?」というご相談も大丈夫です。
建築デザイン事務所(設計事務所)の一般業務業務案内と、ご自宅に伺って犬や猫との住まいの向上計画のアドバイスシートを作成する、「PAL住まいの処方箋」の案内もご用意しております。

 

以下から、入場登録をお申し込み下さい。
お越しをお待ちしております。
http://www.aff-forum.com/ja/exhibition/visitinfo.html

雑誌RETRIEVER誌に少しだけお手伝いいたしました。

Ccf20200914_0001 RETRIEVER(レトリーバー) 101 2020年10月号の、「レトハウスのお悩み解消DIY!」にて
ほんの少しですが監修協力しました。
人と犬の犬(ここではレトリーバー)の住行動からのポイントをお話しています。


 住まいの中にある犬との問題を、内装の仕上材を変えてどうにななる、と考えると失敗するのでした。
建材やアイテム等についても私が提案したかったのですが、時間等の大人の理由で、残念ながらホームセンターの方がピックアップされたようです。
なので、私の知らない商品もあったりします。
大工さんでないと施工が難しい建材が多いですが、プロが選ばれているので、DIY向けの建材を出して下さっていると思います。
DIYは、日曜大工の覚えがある人ならば、楽しみながら出来るかと思います。
しかし、安く上がる、という考えであれば、安易に考えると必ず敗しますので、十分な資料と道具をそろえましょう。

2020ret2

より以前の記事一覧